腸活におすすめ”しない”意外な食べ物とは?朝食は何がいい?

食事 腸内環境

こんにちは、【腸もみ専門店】腸整サロン銀座店代表の堀内拓矢です。

(看護師、保健師資格あり)

 

この記事では、

「腸活におすすめしない食べ物について」

 1.乳製品

 2.豆乳

 3.キムチ

 4.肉(動物性たんぱく質)

 5.乳酸菌飲料

「朝食には何を食べたらいい?」

についてお答えします。

 

 

腸活におすすめしない食べ物について

 

腸活に食事を摂ることは大事だからこそ、腸活のために摂らない方がいいものを摂らないことが大切なのです。

 

当サロンのお客さまにもいらっしゃいますが、せっかくいいものを取り入れて腸内環境を変えるための努力をされているのに、思うように効果が出ないパターンがございます。

 

 

そういう時はいいものを取り入れている量が少ないか、良くないものをたくさん取り入れてしまっているかのパターンに分かれることが多いです。

 

 

そこで今回は腸に良くないものが減らせるための記事を書くことにしました。

ただ、いわゆるお菓子や小麦が良くないとか、カップ麺やコンビニ弁当が良くないとか割と知られているような話はしません

 

 

なぜならそういうものはお酒と同じように、良くないとわかっていつつも食べたくなって食べてしまうものだと思うからです。

 

 

それをいちいち指摘されるのってちょっとウザいじゃないですか笑

だから今回紹介するのは、「え?それって腸に良くないの?」「いやむしろそれ腸活のために取り入れていたんですけど」って思うであろうものを5つピックアップしております。

 

 

ちなみに食べるな飲むなとは言いません

あくまでも腸活にはならないだけで、好きなら嗜好品として美味しくいただけばいいというのが僕の考えです。

 

悪いと知ってて食べるのと、悪いとは知らなくて食べるのでは意味が大きく違ってしまうので、そういうことが少しでも減らせるように、ぜひ今後の腸活ライフに活かしてもらえたら嬉しいです。

 

1.乳製品

 

乳製品といえばそれに代表されるヨーグルトはまさに腸活って感じがありますし、チーズも発酵食品として腸によさそうだし、牛乳なんかも身体にいいってイメージがありますよね。

 

 

そういった乳製品をひとまとめにして、腸活効果はないどころか逆効果だと思ってください。

ですから結論としては、なるべく取り入れない方がいいということです。

 

その理由についてお伝えしますね。

 

乳製品が腸活に逆効果である2つの大きな理由は、日本人の体質に合いにくいこと作られる素材が悪質であることです。

 

順番に説明します。

日本人の体質に合いにくいというのは、日本人の7割は乳糖不耐症だと言われております。

 

乳糖不耐症とは牛乳に含まれる乳頭が消化できずに下痢などを起こしてしまう症状です。

飲んだらお腹を下したりお腹の調子が悪くなった経験がある方も多いかもしれませんね。

 

子どもの頃は平気でも大人になったら調子が悪くなることもあるみたいですが、いずれにしろ調子が悪くなるようなものは飲まないに越したことはありません

 

 

下痢などお腹に異常な症状が出ているということは、その成分をほぼ吸収できていないということと他の栄養素も流れやすくなってしまいます。

 

それに体力的にもしんどいのでマジでいいことがありません。

仮に本当に健康に良かったとしても、身体が拒否反応を示しているものをわざわざ飲ませる必要は一切ありませんね

 

 

もう一方の素材が悪質という点についてですが、これは牛のエサや育成環境のことを言っています。

基本的にほとんどの牛は狭い牛舎に敷き詰められて劣悪な環境下で育ちます。

遺伝子組み換えのエサなど質の悪い食事を与えられ、抗生剤やホルモン剤をたくさん打たれます。

 

 

そういう牛から出された乳なので、乳糖不耐症以前の問題として人体にも長い時間をかけて影響を与えていくことが考えられます。

 

その上、牛乳にはカゼインというタンパク質が含まれています。

このカゼインは腸の中で炎症を起こすことが知られています。

結果その炎症がアレルギーを引き起こします。

 

 

ですから基本的には乳製品は体内に入れないに越したことはないですが、その代わりとしてアーモンドミルクオーツミルクココナッツミルクなどで代用できるものはした方がいいですね。

 

これらには乳製品ほどデメリットは強くありませんからね。

 

2.豆乳

 

乳製品と比べたらまだマシな方ですが、豆乳も身体にいいものというよりは”嗜好品”という分類ですね。

 

なぜ豆乳が腸活にはならないかというと、「遺伝子組み換え」「添加物」「残留農薬」の問題と身体を冷やしてしまう側面があるからです。

 

 

なのでデメリットをなくすという意味で最初に結論を書けば、『国産大豆』を使用しており『遺伝子組み換えでない or 分別生産流通管理済み』と表記された『無調整豆乳』を『数日に1回飲む』のが、一番健康的に豆乳を楽しめるものとなるでしょう。

 

 

ではその理由を深掘りしていきます。

豆乳の原料となる大豆は遺伝子組み換えされている輸入品が多いです。

しかも輸入された大豆には農薬が大量に使われております。

 

だから輸入された大豆を避けることが大切なので国産大豆がいいとお伝えしています。

国産大豆なら「遺伝子組み換えでない」か「分別生産流通管理済み」という表記があることがほとんどです。

 

 

分別生産流通管理済みというのは遺伝子組み換え大豆の混入が5%以内のものをさします。

ですのでできれば遺伝子組み換えでないがいいのですが、なかなかないのが実情なので分別生産流通管理済みで大丈夫です。

 

 

それと豆乳には意外とたくさんの添加物が使われております。

なので添加物の含まれていない無調整豆乳がおすすめですね。

 

最後に、大豆はそもそも身体を冷やす側面があります。

味噌や醤油など大豆を発酵させることで身体を温める作用に変わるのですが、そうではない豆乳は身体を冷やすほうに働きます。

 

 

だから豆乳自体がどれだけ身体に良くても、身体を冷やす効果そのものは変わらないので毎日一定の量を飲むのはおすすめしません。

 

だから数日に1回飲むのがちょうどいいと思います。

特に冷え性の方は注意ですね。

 

3.キムチ

 

キムチといえば発酵食品として腸にいいものだと思われております。

これに関しては実際にその通りなので間違っておりません。

 

ではなぜ今回取り上げたかというと、その辺のスーパーやコンビニなどで手軽に買えるキムチには添加物がこれでもかと山盛りに添加されています

 

また、それに加えて市販のキムチには発酵されていないものも存在しますので、添加物はあるけど発酵食品としての機能がないキムチが数多く存在しています。

 

 

つまり健康にいい面があってもそれ以上に健康に良くない側面が大きいので、結果的に食べない方がマシだと言わざるを得ない食品になってしまっているのが現状です。

 

 

添加物には日本は海外よりも使われている添加物の数が圧倒的に多いとか、海外では禁止されているものでも平気で使われているなどの事実があります。

 

 

とはいえ1つ1つの添加物の安全性はあるということなので、一応それは信じておくとしましょう。

 

問題はそこではなく複数の添加物が混ざった時に関してはどういう影響があるのかはだれも知らないということです。

 

つまり「単体の添加物なら安全性の証明はされているけど、2種類以上混ざったらもうわからないよ」ということなのですね。

 

 

ではどうしたらいいのかというと、発酵がちゃんとされていて無添加なキムチを食べれば大丈夫です。

ではどうやったらそういう腸内環境にいいキムチを見つけることができるのかをお伝えします。

 

まずは『キムチくんマーク』がついているキムチを選ぶといいです。

こういうキャラクターがパッケージに書いてあるキムチですね。

キムチ | 韓国農水産食品流通公社

出展:韓国農水産食品流通公社

 

このマークは韓国産の熟成発酵キムチのみに付けられています。

国産であれば、『発酵熟成』や『乳酸発酵食品』や『天然発酵』などと記載されているものを選ぶといいですね。

 

添加物に関してはぶっちゃけわかりずらいです。

と言いますのも、普段は原材料にある『/』以降に書かれてるものは全て添加物なので、いくつか見比べてみてその数が少ないキムチを書いましょうと伝えています。

 

 

しかし、キムチに関してはなぜかパッケージによってその「/」が確認できない場合があります。

 

だいたいキムチに含まれる添加物には「たんぱく加水分解物、酵母エキス、人工甘味料、ぶどう糖果糖液糖、増粘剤、加工でんぷん、pH調整剤、酸味料」などがあるのでそういうものが少ないものを買うといいですね。

 

 

ちなみにどんな添加物がどれだけ危険かだなんて別に覚える必要はないですよ笑

 

4.肉(動物性たんぱく質)

 

だいたいの人は1日に1回以上食べているであろうお肉も残念ながら腸内環境を乱すものです。

僕自身も昔は好きでしたが、今ではお肉が食卓に上がることはほぼなくなりました。

ちなみに特に日本人は欧米などと比べてもお肉の代謝が苦手な民族でもあります。

 

それにそもそも程度はあるにせよ腸にいい肉というのは存在しないので、腸活という側面でみればなるべく食べる量を少なくするかお肉のデメリットである毒素を消してくれる食材と一緒に食べるかが重要ですね。

 

ではそれについて順番に解説します。

 

お肉というより動物性のタンパク質には毒素が存在します。

厳密に言えば分解や吸収がされる前に腸内で腐敗することで毒素などが生まれます。

この毒素などが身体の不調を招き、老化を早める原因になっています。

 

一例を挙げれば、この毒素を解毒するためには身体機能をコントロールしたり免疫やエネルギーを作り出してくれるための酵素が大量に使われてしまいます。

 

また、大量のタンパク質は身体を酸性に傾けてしまうため、それに対処するために大量の水分とカルシウム、酵素を使います。

 

 

だから結論として、動物性のタンパク質はある程度も食べれば身体にはそれなりの影響を受けてしまうよということなのです。

 

そして魚に比べればお肉の方が毒素が多いので注意してほしいですね。

これがお肉をなるべくなら少なくした方がいい理由です。

 

 

でもお肉が美味しい気持ちはわかりますし、僕だってたまには食べます。

それに普段は少なくできても外食でお肉食べるときはたいていがっつり食べることが多いですよね。

 

だからこそお肉の解毒を助けてくれる食材と一緒に食べられれば身体への負担は減らせるわけです。

という訳で解毒できる食材についてもお伝えしますね。

 

まず解毒効果のある食材で馴染みが深いものを10個お伝えします。

『玉ねぎ』、『大根』、『きのこ類』、『ブロッコリー』、『にんにく』、『梅干し』、『味噌』、『海藻類』、『生姜』、『玄米』です。

 

 

これが実際に使われている身近な例として、『焼き魚定食についている大根おろし』、『馬刺しの薬味に使われるニンニクや生姜』、『日の丸弁当の梅干し』などがありますね。

 

ただセットになっているだけかと思いきや、ちゃんと解毒効果があるからと意図的に用意されたものだったということです。

 

先人の知恵ですね。

 

ちなみに特にお肉に対しての解毒は玉ねぎが有効です。

かといって玉ねぎの食べ過ぎはそれはそれでよくないので、あくまでも基本はお肉を少なめにとした上で、お肉より多く摂るときのお供として取り入れるといいと思います。

 

 

最後に最も使い勝手が良く解毒効果が優れているものが自然塩(天然塩)です。

これまで何度か紹介してきたので詳細は省きますが、お肉以外にも基本的にはどんなものにでも合わせられるので、ぜひ量は気にせずたくさん摂ってみてくださいね。

 

5.乳酸菌飲料

 

まず乳酸菌飲料についてお伝えすると、糖質の量がめちゃくちゃ多いです。

具体的にはものによって1本あたり角砂糖10個分以上の砂糖が入っているものもあります。

 

その時点で健康的な効果よりもデメリットの方がどうしても上回ってしまうので、これも嗜好品扱いという認識です。

 

 

乳酸菌だけを取り出して砂糖で固めたような飲み物だと思うとわかりやすいかもですね。

それに砂糖は悪玉菌のエサになります。

せっかく乳酸菌という善玉菌を摂っても、大量の砂糖が悪玉菌を増やしてしまえば本末転倒な側面もあります。

 

 

また砂糖とは別問題として、乳酸菌の取りすぎは実は良くないのです。

実は大量の乳酸菌は臓器に負担をかけてしまうことがわかっています。

実際に乳酸菌製剤を使って膵炎や胃腸炎が悪化した事例があります。

 

まあ乳酸菌飲料1本でそこまで行くとは考えにくいですが、「乳酸菌をたくさん取ること=腸にいい」というのは間違いだということをお伝えしたいです。

 

 

結論としては、乳酸菌飲料みたいにたくさんの乳酸菌を一度に一気に取るのではなく、食事から取れる少量でいいので継続して摂り続けることが本当に効果がある乳酸菌の取り方ですね。

 

 

まとめ

 

 1.乳製品

乳製品自体が日本人には合わない確率が高い。エサや育成環境にも問題がある牛から採れていることやカゼインが腸内環境を悪化させるので、なるべくなら少なくした方がいい嗜好品。

 

 2.豆乳

輸入大豆には遺伝子組み換えがある他、添加物や身体を冷やすという側面もある。国産大豆で無調整のものを数日に1回ペースで飲むのがおすすめ。

 

 3.キムチ

発酵されていない上に添加物だらけで腸活にならないものが多い。キムチくんマークのあるものを買うといい。

 

 4.肉(動物性たんぱく質)

動物性たんぱく質、特にお肉には毒素が多い。腸の中で腐って悪玉菌の繁殖の原因になる。解毒できる食材を食べつつお肉の量を少なくすることが大切。

 

 5.乳酸菌飲料

砂糖が多すぎて悪玉菌も増やして身体に負担をかける。大量の乳酸菌が身体に良いわけではない。

 

 

朝食には何を食べたらいい?

 

実は朝何を食べたら腸にいいですか?

そもそも朝は食べていないですが大丈夫ですか?

 

実はこれらに関しては僕なりの回答はありますが、一般的には明確な答えはありません

 

僕なりの回答は、食べたかったら食べればいいと思うけど、食べるなら腹八分までに留めておいた方がいいという意見です。

 

 

ちなみに普段僕は朝は食べませんが、朝から晩まで腸もみ施術のある土日祝日に関しては朝食べるようにしています。

 

理由はお昼ご飯を食べる時間が確保できないことが多いからです。

 

 

そもそも朝は消化吸収能力が低い時間帯だと言われているため、子どもはいいですが大人は朝ごはんを食べなくても特に問題はないです。

 

朝食べた方が身体が重いとかネガティブな実体験があるのであれば、食べなきゃいけない訳ではないので食べない方がいいです。

 

 

まとめると、普段は食べなくてもいいですが、状況に応じてだったり実感的に食べた方がいいと思うなら軽めに食べることをおすすめします。

 

 

ちなみに軽めの朝食には、果物だったり野菜だったりご飯や味噌汁あたりが無難ですね。

実際に食べてみて身体の調子と相談しながら決めていくのが一番だと思います。

 

 

以上、『腸活におすすめ”しない”意外な食べ物とは?朝食は何がいい?』についてお伝えしました。

 

腸整サロン銀座店では小腸内に溜まった宿便を腸もみで減らし、誰でも取り組めるレベルの食事指導を行っています。

その結果、ほとんどの方が3ヶ月以内には腸内環境が変化して悩みが解消される経験をしております。

 

詳細は当サロンのホームページをご確認ください。

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