こんにちは、
【腸もみ専門店】腸整サロン銀座店代表の
堀内拓矢です。
(看護師、保健師資格あり
2019年10月サロン開業)
この記事では、
「便秘や下痢、おならは改善する?コーヒーやココアの腸活効果とは?」
1.コーヒーの腸活効果
2.ココアの腸活効果
「コーヒーやココアはいつ飲むの?飲み方は?そんな疑問を解消」
1.コーヒーの場合
2.ココアの場合
についてお答えします。
便秘や下痢、おならは改善する?コーヒーやココアの腸活効果とは?
よく当サロンのお客さまから
「コーヒーって(腸に)いいんですか?」
と聞かれることがあります。
また、施術中でのお話や問診の際に
コーヒーは常に飲んでいる
とお答えするお客さまも少なくないです。
きっとこれを読まれている方も
そういう方が多いんじゃないかなと思うので、
この記事を参考に今後のコーヒーライフを
楽しんでいただけたらと思います。
1.コーヒーの腸活効果
結論をお伝えすると、
コーヒーに腸活効果はほぼない
と思っていいです。
探そうと思えばビフィズス菌を増やしてくれる
と謳うコーヒーもあるため、
完全に腸活効果がない
と言い切ることはいたしません。
しかしながら腸活という点では
メリットよりもデメリットが多い
のは間違いないです。
とはいえ、コーヒーの立ち位置としては
カフェインが含まれるものの、
”気持ちをリラックスさせてくれるもの”
”仕事のお供”
としてあなたを支えてくれる飲み物
という印象を受けます。
つまり腸活効果を気にしなければ
普通に飲んでもいいと思っています。
ただし、
・下痢っぽい(便が緩い)
・ガスが張る(おならがよく出る)
・便秘気味
という状態なら注意が必要です。
なぜならそれがコーヒーが原因の1つとして
起きているパターンを
過去に何度も見てきているからです。
実例としては下痢っぽい便を改善したくて
ご来店されたお客さまに対して
施術や食事指導をしていても
改善傾向にはあるけど期待しているような
成果には届かなかったケースがありました。
そこで話を伺っていると
どうやらコーヒーをよく飲んでいることが
わかったので、それを控えてみるように促した結果
見事に緩かったお通じが改善されました。
そんな例がいくつも見てきていることもあり、
腸活に対してはデメリットの方が多い
とお伝えしています。
ではなぜコーヒーがそのような状態を
招いてしまうのかについて
詳しくお伝えいたします。
コーヒーが腸活に適さない大きな理由は、
コーヒーチェーン店や市販のコーヒーには
非常に高い確率でカビ毒が含まれていることと、
防虫・防カビ剤などの
農薬散布量が非常に多いからです。
カビ毒とは、
カビが作り出す代謝産物の中で
人に悪影響を及ぼすものを指します。
厚生労働省によると
インスタントコーヒーサンプルの98%、
焙煎コーヒーサンプルの54%、
生のコーヒー豆サンプルの28%に
カビ毒が検出されたとの報告がありました。
また、カビ毒には
肝臓や腎臓に毒性があることが確認されています。
腸内環境でいえば
カビ自体は腸に炎症を起こします。
食べた栄養を吸収するのは腸の役割なので、
カビ毒が腸に入ってきたら
腸内細菌のバランスを崩してしまう
危険性もありますし、
毒を吸収したら肝臓や腎臓などに
影響が出てしまいます。
しかも、
農薬は腸の免疫機能を低下させてしまう傾向にある
ということが名古屋大学大学院での
研究で明らかになりました。
したがって、
一般的なコーヒーの多くには
カビ毒が含まれていることと
使用される農薬が多いことから、
腸活には適さないと言えます。
そんなデメリットを少しでも跳ね除ける
質のいいコーヒーについては
後ほどお話しいたします。
2.ココアの腸活効果
ココアには食物繊維やマグネシウムなどの
ミネラルが含まれるので腸活効果はあります。
ここで話を終えられたらいいのですが、
実はそんな単純な話ではありません、、、
というのも、ココアはカカオが原料です。
このカカオにはミネラルや食物繊維だけでなく
ポリフェノールなども含まれるため、
身体にいい面はたくさんあります。
しかしながらデメリットもいくつか存在しています。
なんと選ぶココアによっては糖質が多いことと、
コーヒーと同じようにカカオにも
カビ毒が含まれたり、
しっかりと農薬が使用されます。
カビ毒や農薬に関しては
先ほどの説明と重複するので、
糖質についてお伝えしますね。
ココアにも色んな種類がありますが、
よく見かける実在する商品のココアの原材料
をそのまま記載します。
『砂糖(外国製造)、
ココアパウダー(ココアバター22〜24%)、
ぶどう糖、脱脂粉乳、乳糖、クリーミングパウダー、
麦芽糖、全粉乳、カカオマス、食塩
/香料、pH調整剤、乳化剤』
これは某社の調整ココア
(飲みやすい味にされたココアで
ミルクココアとして売られているものが代表的)
の原材料ですが、
基本的にどこの調整ココアも
これに似たような原材料で作られています。
この原材料の表記というのは
含まれている量が多い順に記載されているため、
調整ココアにはココア成分よりも
砂糖の方が多いことがわかりますよね。
この場合の砂糖とは
精製された白い砂糖なので、
これは腸内環境を悪化させます。
そしてその他にも、
乳化剤など腸に悪影響を与える物質も
含まれております。
ちなみに今回紹介した例には含まれていませんが、
モノによっては同様に腸に悪影響のある
アスパルテーム入りの甘味料や
アミノ酸等が含まれた調味料入り
などの調整ココアも存在します。
つまりカカオに含まれる成分がいくら優秀でも、
調整ココアに含まれているカカオ以外の成分が
悪影響すぎてむしろ腸に悪い飲み物
になってしまっております。
好きで飲んでいる場合なら
飲みすぎないように気をつけるだけでいいですが、
健康のために飲んでいるのであれば
原材料やカカオ特有のデメリットを意識した上で
選ぶココアにも気をつけた方がいいですね。
コーヒーやココアはいつ飲むの?飲み方は?そんな疑問を解消
では具体的にコーヒーやココアについて
どんなものを選べばいいのかや、
いつ飲んだ方がいいのか、
オススメの飲み方についてお伝えします。
1.コーヒーの場合
なるべくリスクの低いコーヒーを選ぶなら、
オーガニックコーヒーをおすすめします。
理由は身体への負担が少ないことと、
栄養価が高いからです。
オーガニックコーヒーは
農薬や化学肥料を使いません。
そのため先ほど説明したような
農薬によるデメリットはありません。
ただし、カビ毒に関しては別問題です。
カビ毒をできるだけ避けるのであれば
新鮮な豆や欠損豆と呼ばれるものを避けた商品
を選ぶといいそうですよ。
しかしそれはコーヒーの制作側にとっては
かなり大変な作業になるので、
そのぶんコストが高くなりますね。
飲み方に関しては
ブラックで飲むのが一番おすすめです。
牛乳は乳製品なので
腸内環境を悪化させてしまいますし、
砂糖やコーヒーフレッシュは
牛乳以上に腸内環境を悪化させますからね。
また、いつ飲むかについては
食事中や食後をおすすめします。
それとコーヒーは性質上、
飲んだ後に胃酸をたくさん分泌させてしまうので、
胃が弱い方は
胃が痛くなってしまうかもしれません。
まとめるとオーガニックコーヒーを
ブラックで食事中か食後に飲むのが
腸活として最も理想的な飲み方だと言えます。
ですのでもし普通のコーヒーを
1日何杯も飲んでいるようなら、
1日に1〜2杯程度に留めて
身体や腸への負担を減らすようにしていくといいですね。
ちなみにぼくがおすすめする
コーヒー屋さんのコーヒーは2つあります。
1つ目が
ご注文ごとに焙煎して酸化させないため
新鮮なコーヒー豆を提供してくれる
『やなか珈琲(公式HPリンク)』
こちらは都内にたくさんお店があるので
立ち寄りやすいと思います。
お客さまにご紹介いただいて知ったのですが
味もけっこう美味しかったです。
そして2つ目が
良質なオーガニックのコーヒー豆のみを取り扱っている
『SlowCoffee(公式HPリンク)』
こちらもお客さま経由で知ったお店です。
実際に飲んだことはないですが、
これほどまでにコーヒー愛に溢れるお店は
僕の知る限りでは無かったので紹介しました。
どちらの店舗も
HPから豆のネット注文も可能です。
2.ココアの場合
ココアは調整ココアではなく
ピュアココア(純ココア)をおすすめします。
ピュアココアとは原材料に
糖類、乳製品が含まれないココアを指します。
砂糖や余分な添加物が含まれていない分、
身体へのメリットは調整ココアに比べれば
かなり大きいのは間違いないです。
しかし僕が思うピュアココアの最大のデメリットは
コーヒーと違って、
そのままではマズくてとてもブラックでは飲めない
ということです。
(少なくとも僕には無理でした笑)
じゃあ結局甘くして飲むなら
意味ないじゃん!
って思うかもしれませんね。
僕も飲むなら甘みをつけていますが、
その甘みとココアの量には気を遣っています。
僕の場合は
砂糖不使用の甘酒に
ピュアココアを約5~10gほど目分量で入れて、
シナモンとオートミールを混ぜて
おやつとして食べたりします。
甘みが十分あって美味しいですよ♪
甘酒でなくてもオーツミルクと混ぜても
美味しかったですね。
ちなみにココアを少なくしているのは
先ほどお伝えした
カビ毒による影響を減らすためです。
ココアと聞いたら
牛乳と混ぜたくなる気持ちはわかりますが、
牛乳は先ほど説明した通り
腸内環境にはよくないので
使わないに越したことはありません。
いつ飲むかに関しては、
ぶっちゃけいつでもいいので好きな時に飲んでくださいませ。
以上、
『コーヒーやココアの腸活効果で下痢や便秘、おならは改善される?』
についてお伝えしました。
最後までご覧いただき
ありがとうございます。
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