コーヒーやココアの腸活効果とは?いつ飲むのがおすすめ?

食事 腸内環境

こんにちは、【腸もみ専門店】腸整サロン銀座店代表の堀内拓矢です。

(看護師、保健師資格あり)

 

この記事では、

「便秘や下痢は改善する?コーヒーやココアの腸活効果とは?」

 1.コーヒーの腸活効果

 2.ココアの腸活効果

「いつ飲むのかや飲み方、質のいいものでのおすすめは?」

 1.コーヒーの場合

 2.ココアの場合

についてお答えします。

 

 

コーヒーやココアの腸活効果とは?

 

よく当サロンのお客さまから「コーヒーって(腸に)いいんですか?」と聞かれることがあります。

また、お話をしていくなかでコーヒーは常に飲んでいるとお答えするお客さまも多いです。

 

きっとこれを読まれている方もそういう方が多いんじゃないかなと思うので、この記事を参考に今後のコーヒーライフを楽しんでいただけたらと思います。

 

 

ちなみに僕自身はコーヒー自体は飲めるのですが常飲する習慣がありません。

その代わりというのも変ですが、ココアパウダーを使って作るおやつは日常的に食べています。

腸活目的ではなく、味を整えるためというのが主な理由ですけどね。

 

 

1.コーヒーの腸活効果

 

結論をお伝えすると、コーヒーに腸活効果はほぼないと思っていいです。

たしかに探そうと思えばビフィズス菌を増やしてくれると謳うコーヒーも中にはあるため、完全に腸活効果がないと言い切ることはいたしません。

 

 

しかしながら腸活というにはメリットよりもデメリットの方が多いのは間違いがないです。

ただし、だからといってコーヒーを飲まないでくださいとは言いませんのでご安心ください。

 

あくまでもコーヒーは嗜好品というだけなので、腸活効果がないからといって落ち込む必要はないです。

 

極端な例ですが、コーラが好きで毎日飲んでいる人がいたとして、別にコーラが健康には良いと思って飲んではいないであろうことはわかりますよね。

 

 

それと同じことだと思ってもらえるとわかりやすいと思います。

 

ではなぜコーヒーに腸活効果がないと言えるのかの理由をお伝えいたします。

そして次項ではちゃんと『どのように対策するといいか』も書かせていただきますね。

 

コーヒーが腸活に適さない理由は、コーヒーチェーン店や市販のコーヒーには非常に高い確率でカビ毒が含まれていることと、防虫・防カビ剤などの農薬散布量が非常に多いからです。

 

カビ毒とは、カビが作り出す代謝産物の中で人に悪影響を及ぼすものを指します。

 

厚生労働省によるとインスタントコーヒーサンプルの98%、焙煎コーヒーサンプルの54%、生のコーヒー豆サンプルの28%にカビ毒が検出されたとの報告がありました。

 

 

カビ毒には肝臓や腎臓に毒性があることが確認されています。

腸内環境でいえばカビ自体は腸に炎症を起こします。

 

食べた栄養を吸収するのは腸の役割なので、カビ毒が腸に入ってきたら腸内細菌のバランスを崩してしまう危険性もありますし、毒を吸収したら肝臓や腎臓などに影響が出てしまいます。

 

 

また、農薬は腸の免疫機能を低下させてしまう傾向にあることが名古屋大学大学院での研究で明らかになりました。

 

 

もちろん十分に解明されていないだけで、他にも人体に悪影響があるであろうことは簡単にイメージが付くことかと思います。

 

 

まとめると一般的なコーヒーの多くにはカビ毒が含まれていることと使用される農薬が多いことから、腸活には適さないと言えます。

 

 

コーヒーが腸活に適さないことはわかったけど、いいコーヒーはないんですか?と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょうから、後ほど質のいいコーヒーについてもお話ししますね。

 

2.ココアの腸活効果

 

ココアには食物繊維やマグネシウムなどのミネラルが含まれるので腸活効果はあります

ここで話を終えたいところですが、もちろんそんな単純な話ではありません、、、

 

改めてお伝えすると、ココアというのはカカオが原料です。

カカオには健康効果があると聞いたことがある人も多いかもしれませんね。

確かにカカオにはミネラルや食物繊維だけでなくポリフェノールなども含まれるため、腸活以外にも身体にいい面はたくさんあります

 

 

しかしながらデメリットもいくつか存在しています。

それが選ぶココアによっては糖質が多いことと、コーヒーと同じようにカカオにもカビ毒があることなどです。

(農薬ももちろんありますが、今回は割愛します)

 

カビ毒に関しては先ほどの説明と重複するので、糖質についてお伝えします。

 

ココアといってもいろいろな種類の商品があるのですが、実際にあるよく見る商品のココアの原材料をここに書いてみます。

 

『砂糖(外国製造)、ココアパウダー(ココアバター22〜24%)、ぶどう糖、脱脂粉乳、乳糖、クリーミングパウダー、麦芽糖、全粉乳、カカオマス、食塩/香料、pH調整剤、乳化剤』

 

これは某社の調整ココア(飲みやすい味にされたココア)の原材料ですが、基本的にどこの調整ココアもこれに似たような原材料で作られています。

調整ココアとは例えばミルクココアとして売られているココアが代表的です。

 

 

この原材料の表記というのは含まれている量が多い順に記載されているため、調整ココアにはココア成分よりも砂糖の方が多いことがわかりますよね。

 

 

この場合の砂糖とは精製された白い砂糖なので、これは腸内環境を悪化させます。

そしてその他にも、乳化剤など腸に悪影響を与える物質も含まれております。

(今回紹介した例には含まれていませんが、物によっては同様に腸に悪影響のあるアスパルテーム入りの甘味料アミノ酸等が含まれた調味料入りなどの調整ココアも存在します。)

 

 

つまりカカオに含まれる成分がいくら優秀でも、調整ココアに含まれているカカオ以外の成分が悪影響すぎてむしろ腸に悪い飲み物になってしまっております。

 

 

好きで飲んでいる場合なら飲みすぎないように気をつけるだけでいいですが、健康のために飲んでいるのであれば原材料やカカオ特有のデメリットを意識した上で選ぶココアにも気をつけた方がいいでしょう。

 

 

いつ飲むのかや飲み方、質のいいものでのおすすめは?

 

それでは具体的にコーヒーにしろ、ココアにしろどんなものを選べばいいのかや、いつ飲んだ方がいいのかオススメの飲み方についてもお伝えしていきます。

 

 1.コーヒーの場合

 

なるべくリスクの低いコーヒーを選ぶ時のポイントは、オーガニックコーヒーをおすすめします。

理由は身体への負担が少ないことと、栄養価が高いことが挙げられます。

 

オーガニックコーヒーは農薬や化学肥料を使いません

そのため先ほど説明したような農薬によるデメリットはありません。

 

ただし、カビ毒に関しては別問題です。

カビ毒をできるだけ避けるのであれば新鮮な豆や欠損豆と呼ばれるものを避けた商品を選ぶといいそうです。

 

 

しかしそれはコーヒーの制作側にとってはかなり大変な作業になるので、そのぶんコストが高くなりますね。

 

 

飲み方はブラックで飲むのが一番いいです。

牛乳は乳製品なので腸内環境を悪化させてしまいますし、砂糖やコーヒーフレッシュは牛乳以上に腸内環境を悪化させてしまいますからね。

 

 

いつ飲むかについては食事中や食後をおすすめします。

コーヒーは性質上飲んだ後に胃酸をたくさん分泌させてしまうので、胃が弱い方は胃が痛くなってしまうかもしれません。

 

 

ただし夜に飲んで睡眠に入るための支障がある場合は、夕方以降に飲むのは避けた方がいいですね。

 

まとめるとオーガニックコーヒーをブラックで食事中か食後に飲むのが腸活として最も理想的な飲み方だと言えます。

 

 

書いておいてなんですが、腸活のためにぶっちゃけここまでしなくても全然いいと思います。

もちろん質のいいコーヒーが好きで、それを健康的に楽しみたいという方にはぜひともオススメしたいですがね。

 

 

もし普通のコーヒーを1日何杯も飲んでいるようなら、1日に1〜2杯程度に留めて身体や腸への負担を減らすようにしていくといいですね。

 2.ココアの場合

 

ココアは調整ココアではなくピュアココア(純ココア)をおすすめします。

ピュアココアとは原材料に糖類、乳製品が含まれないココアを指します。

 

砂糖や余分な添加物が含まれていない分、身体へのメリットは調整ココアに比べればかなり大きいのは間違いないです。

 

しかし僕が思うピュアココアの最大のデメリットはコーヒーと違って、そのままではマズくてとてもブラックでは飲めないということです(少なくとも僕には無理でした笑)

 

 

じゃあ結局甘くして飲むなら意味ないじゃんって思うかもしれませんね。

僕ももちろん甘みをつけていますが、その甘みとココアの量には気を遣っています。

 

僕の場合は砂糖不使用の甘酒にピュアココアを約5~10gほど目分量で入れて、シナモンを振りかけてオートミールとバナナを入れて混ぜて食べるおやつを作っています。

 

 

味は甘みが十分あって美味しいですよ。

僕の場合は甘酒と混ぜていますが、オーツミルクと混ぜても美味しかったです。

ちなみにココアを少なくしているのは先ほどお伝えしたカビ毒による影響を減らすためですね。

 

 

ココアと聞いたら牛乳と混ぜたくなる気持ちはわかりますが、牛乳は先ほど説明した通り腸内環境にはよくないので使わないに越したことはありません。

 

 

いつ飲むかに関しては、ぶっちゃけいつでもいいので好きな時に飲んでくださいませ。

 

以上、『コーヒーやココアの腸活効果とは?いつ飲むのがおすすめ?』についてお伝えしました。

 

腸整サロン銀座店では小腸内に溜まった宿便を腸もみで減らし、誰でも取り組めるレベルの食事指導を行っています。

その結果、ほとんどの方が3ヶ月以内には腸内環境が変化して悩みが解消される経験をしております。

 

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