こんにちは、【腸もみ専門店】腸整サロン銀座店代表の堀内拓矢です。
(看護師、保健師資格あり)
この記事では、
「腸もみの危険性ってなに?」
「腸もみの副作用はあるの?」
「腸もみを避けた方がいい状況とは?」
という疑問にお答えします。
腸もみの危険性ってなに?
基本的には腸もみが危険ということはなく、どちらかといえば積極的に受けてみてほしいなと思うくらいに良いとおすすめできる施術です。(腸もみ屋さんが言うのだから間違いないです笑)
とはいえ、この場合は腸もみを受けない方がいいという状況は存在します。
つまりどんなときも安全に施術できるものではないということです。
では具体的になにがどう危ないのかについてお伝えします。
腸もみという性質上、腹部の上から直接腸めがけて指圧するので傷口等があれば出血してしまうリスクがあります。
それは状況によっては手術の必要がある場合があるので安易に施術を受けてはいけません。
したがって、腹腔鏡手術や回復手術など腹部の手術後1年未満の方は施術をお断りしております。
また、妊娠中も同様です。
確かに胎児は子宮に守られているため多少の刺激がある分には心配には及びません。
しかし、それは積極的にお腹を刺激していい理由にはなりません。
また、施術した結果なにかあった場合の責任がとれるようなサロンは僕の知る限りでは存在しません。
一応お伝えすると、腸もみを含めて腹部に刺激を与えたとしても、『特段何も変わらない場合』や『胎動が感じられる場合』、『お腹が張っても数分くらいで戻る』などであれば問題はないと考えて大丈夫です。
一方で、『性器から出血』や『張りや痛みが10分以上続く』、『お腹が硬くなる』などは子宮収縮が起きている可能性が考えられるのですぐにお医者さんに連絡する必要があります。
以上が腸もみを受けた際に危険だと思われる状況です。
つまり何かしらのイレギュラーな状態でなければ基本的には受けることそのものには問題はありません。
腸もみの副作用はあるの?
ここでいう副作用とは、先ほど説明したような怪我をしていたり妊娠をしているなどの高いリスクを抱えていない方が腸もみを受けている時や受けた後に発生する何かしらの症状という認識で話を進めていきます。
ですので規模の大小に関わらず、痛みやお腹の不快感などもまとめて副作用という位置付けです。
それでいうと副作用はあります。
具体的にどんな副作用があるのかを当サロンで腸もみを受けたお客さまのお声から、大きく分けて2つあるので、それらについてお伝えします。
1、腹痛(筋肉痛)
これは主に施術が終わった翌日に感じられています。
せいぜい続いたとしても3日間くらいだと伺っているので、気がついたらなくなっているものです。
この筋肉痛があるからといって日常生活に大きな支障もなければ、特別何かした方がいいことがあるわけではございません。
ですから筋肉痛になったとしても放置していれば大丈夫です。
2、お腹が張る
これは主に施術中に起きるものです。
施術をしているとそれまで普通にもめていたのに、急にお腹が内側から張ってガチガチに硬くなってしまうことが稀に起きます。
お腹全体がそうなるというよりは部分的にそうなるケースが多いです。(例えばお腹の右側だけなど)
こうなってしまうとどれだけ優しく施術をしても多少の痛みがその部位には伴う傾向が強いです。
この急な張りは10分程度の短時間で収まってくる場合もあれば、長いと数時間くらいで収まるケースが確認されております。
これが生じてしまう原因ははっきりとは不明ですが、これまでに溜まった腸内の宿便などの老廃物が影響している可能性は大きいと思います。
以上が当サロンでよく見られる副作用です。
ちなみにその他の症状が全くなかったわけではないですが、あまりにも数が少なすぎるので紹介は省きます。
ただ、今回紹介したものや省いた症状も含めて言えることは、すぐに症状が収まるということとそれが起きたからといって特別何かしなければならないような重大な事態にはならないということです。
なおかつ、そもそもそういった副作用が起こるケースはそこまで多くありません。
もし副作用が起きたとしても不安になることもないので、安心してください。
お腹が痛すぎてご飯が食べられないだとか、施術後に気持ち悪くなって吐いてしまったなどの重症なケースはまだ当サロンでは起きてないですが、この先そういうことがないとは言い切れないので、もしそういうことが起きた時はこの記事に追記させていただきます。
では次の項目では具体的にどんな状態だったら施術を受けない方がいいのかについてお伝えします。
腸もみを避けた方がいい状況とは?
具体的に腸もみを避けた方がいい状態についてお伝えします。
①:妊娠が発覚した段階
②:開腹手術後1年以内
③:その他、腸に激しい痛みなどが生じている場合
これら3つはいずれも実際に当サロンで腸もみをお断りしているものでもありますので、それぞれ順番に解説します。
①妊娠が発覚した段階
妊娠中に施術するのがリスクであることは先ほど説明した通りではございます。
しかも妊娠初期は特に流産が起きやすい時期だと言われております。
その理由は様々ありまして、子宮や胎児、母体などの状況が影響する以外にも下腹部の圧迫や物理的な刺激やストレスなども関係しております。
つまり、当たり前な話ではあるのですが最悪な事態を回避するためにも妊娠が発覚した時点で、なるべく腹部は刺激しない方がいいのです。
②開腹手術後1年以内
これも先ほどお伝えしたように施術の刺激により傷が開いて出血してしまうことが関係します。
たとえ手術により傷を縫合していたとしても、それが施術の刺激で解けてしまえば再手術の必要がございます。
そうなってしまえばお客さまの身体に多大なる負担をかけてしまうので当サロンでは術後1年以内は施術をお断りしております。
③その他、腸に激しい痛みなどが生じている場合
妊娠もしておらず、開腹手術もしていない場合でも避けた方がいいと判断できるものとしては、腸に何かしらの病気があると発覚したり、それにより強い痛みが生じている場合が当てはまります。
この場合は唯一施術してはいけないという基準が明確ではないため、判断に困ったらかかりつけのお医者さんに腸もみを受けていいか打診してみるのがおすすめです。
その上で受けようとされている腸もみサロンの先生にもこの旨を相談してみるのが確実かと思われます。
ちなみにウイルス性以外の胃腸炎では状態によっては施術も十分可能ですが、わざわざ痛くて調子が出ないなかで施術を受ける必要も特にありません。
胃腸炎であれば長くても数日あれば完治しますので、調子が良くなった際に施術をした方がいいですね。
それらの状況以外では基本的に施術は受けても問題がないといえます。
たまに生理中ですが施術は受けても大丈夫でしょうか?とご丁寧に確認されるお客さまもいらっしゃいますが問題ございません。
一応生理中は施術後に血流が良くなることで出血量が多くなることが考えられるので、経血の漏れにご注意していただければと思います。
腸もみの危険性とは書きましたが、結論としては常識的な範囲で施術を受けていただければ危険なものでもなんでもないということがお分かりいただければ嬉しいです。
当サロンでも施術前のご予約の段階でお客さまから「〜な感じなのですが腸もみを受けても大丈夫でしょうか?」と確認をいただくこともありますので、気になる場合はぜひお問い合わせくださいませ。
そして仮に腸もみが受けられなかったとしても肩を落とさないでください。
施術を受けられなかったとしても、食事や日常生活などで取り組めることはたくさんあります。
施術を勧める身ではありますが、あくまでも施術は身体を良くする手段の1つにすぎません。
大切なのはできるところから行うことですよ。
以上、『腸もみの危険性と副作用とは?安全に受けるためにプロが解説』についてお伝えしました。
腸整サロン銀座店では小腸内に溜まった宿便を腸もみで減らし、誰でも取り組めるレベルの食事指導を行っています。
その結果、ほとんどの方が3ヶ月以内には腸内環境が変化して悩みが解消される経験をしております。
詳細は当サロンのホームページをご確認ください。
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