こんにちは、【腸もみ専門店】腸整サロン銀座店代表の堀内拓矢です。
(看護師、保健師資格あり)
この記事では、
「動物性タンパク質も含めたメリットデメリット」
「植物性タンパク質だけで大丈夫?」
という疑問にお答えします。
動物性タンパク質も含めたメリットデメリット
タンパク質といえば、肉や魚をイメージする方は多いですよね。
とはいえ、動物性のタンパク質が苦手な方もいますし、
実はお肉にもデメリットはあります。
そこで今回は、植物性のタンパク質でも問題なく生活できるということをお伝えします。
まず動物性タンパク質全体のメリットとデメリットを見ていきましょう。
動物性タンパク質のメリット
・アミノ酸スコアが高く、必須アミノ酸を十分に含むタンパク源であることが多い
・食事のバリエーションが増える(正直これに尽きるって感じはありますよね)
動物性タンパク質のデメリット
・腸内で腐敗し、毒素が発生するので血液が汚れて様々な不調の元になる
・肥満や体重増加に繋がりやすい
お肉や魚などは美味しいから食べたい気持ちはわかるのですが、肉だらけでは間違いなく腸には悪影響なのでバランスが大切です。
ちなみにヴィーガンとかベジタリアンになってほしいと言う思いは僕の中では全くありません。
植物性のタンパク質も日常に取り入れるという選択肢が増えたら、シンプルにメリットが増えるしもっと日常が楽しくなるかもしれませんよ〜というご提案としてこの記事を書いております。
では、植物性たんぱく質の一例を紹介します。
・大豆製品(豆腐、納豆)
・穀類(オートミール、玄米、コーン)
・豆類(ひよこ豆、レンズ豆)
・そば
・ナッツ類(ピーナツ、クルミ)
・シード類(かぼちゃ、ひまわりの種、ゴマ)
・野菜類(アスパラガス、ブロッコリー)
・その他(チアシード、ヘンプシード、キアヌ)
僕自身こうして書き出してみると、意外と植物性タンパク質は多かったんだという印象を受けました。
次項ではそんな豊富に存在する植物性たんぱく質に存在するデメリットと、それをうまくデメリットを解消できる方法をお伝えしますね。
余談ですが、ヴィーガンレシピやヴィーガン料理も最近はよく見かけるようになりました。
都内にはそういうレストランも多く、思ったよりも美味しいので、たまにはそういうお店も利用してみてくださいませ。
うちは田舎だからそういうレストランとかないんだよね〜という意見もあるかと思いますが、ご安心ください。
たしかにレストランなどの外食でそういうお店を見つけるのは難しいかもしれませんが、田舎でもスーパーでオーガニック食品やヴィーガン食品を多く見かけられるようになっております。
Google検索で「○◯市 ヴィーガン」、「○◯市 ヴィーガン スーパー」などと調べると意外と出てきたりしますので、ぜひ探してみてください。
また最近はネット販売もされております。
手軽に買える距離にないなとか、仕事終わりの時間帯はその手のスーパーが閉まっちゃうんだよねという方もいらっしゃるかと思います。
そういう時は試しにネット注文してみて、どんな感じのものなのか試してみるのがおすすめですね。
植物性タンパク質だけで大丈夫?
結論から申し上げると、植物性だけでも生活は可能です。
とはいえ植物性のタンパク質で生活するヴィーガンの方々の生活は、一般にあまり馴染みはないかもしれません。
動物性を摂らなくても生きていけるのですが、大豆をたくさん摂る人の中には過剰のガスの発生を招いてお腹が張って苦しくなってしまう方もいます。
いくら植物性のタンパク質が動物性のタンパク質と違って腸には優しいとはいえ、一つの種類に偏るとデメリットの部分を多く受け取ってしまうことになります。
ちなみに、タンパク質が分解されてできるのがアミノ酸ですが、穀類には必須アミノ酸であるリジンが少ないという欠点もあります。
つまりデメリットを少なくして身体への負担を軽くするためには、食材の組み合わせが大切なのです。
そこで、不足している必須アミノ酸を補い合える組み合わせを紹介します。
『大豆・大豆製品×穀類、シード類、ナッツ類』
これは不足する必須アミノ酸であるリジンを補える組み合わせです。
ざっくりと、大豆・大豆製品以外はリジンが少ないと思っていた方がいいですね。
ただ、これだけ見ると納豆ご飯とか最強じゃんって思うかもしれませんが、大豆製品(豆腐以外)に偏るとガスが溜まって逆に腸内環境を悪化させる場合もあります。
・お腹が張るとしたら、食物繊維を摂りすぎていないか?
・厚揚げや豆腐以外の大豆製品を摂りすぎてないか?
をぜひチェックしてみてください。
とはいえ食物繊維を摂りすぎて不調になることはあるにしても、ほとんどの方は不足しております。
まずは摂りすぎるくらい摂ってみるくらいがちょうど良いのかもしれないと個人的には思っています。
それと、タンパク質の摂りすぎは肝臓や腎臓に負担をかけてしまいます。
なにより、1回の食事量で吸収できるタンパク質量は多くても30gです。
それ以上の摂取はリスクにしかなりませんので、プロテインの大量摂取などはおすすめしません。(そもそも僕自身はプロテイン自体をすすめておりませんが)
不足しているから摂らなきゃと焦った結果、不調を招いては本末転倒です。
食事は栄養を摂り健康を維持増進する他に、心の満足感やコミュニケーションを楽しむ役割もあります。
ぶっちゃけていけばここが一番重要だと思います。
これは当サロンで腸もみをしながら食事指導を実際に行なっている身として言わせていただきます。
ですから今までリジンが足りないだのタンパク質は1日30gまでだのごちゃごちゃ書きましたが、個人的にはそんなことはそこまで重要ではないと考えています。
あくまでも不調に感じたら量を減らしたり増やしたり、摂るものの種類を変えてみたりなどをしてその人個人には何が合っているのかを知ろうとする方がずっとずっと大切です。
身体に異変を感じたら食事内容を見直して、摂りすぎているものがないか確認してみましょう。
以上、『植物性タンパク質だけで大丈夫?動物性タンパク質も含めたメリットデメリット』についてお伝えしました。
腸整サロン銀座店では小腸内に溜まった宿便を腸もみで減らし、誰でも取り組めるレベルの食事指導を行っています。
その結果、ほとんどの方が3ヶ月以内には腸内環境が変化して悩みが解消される経験をしております。
詳細は当サロンのホームページをご確認ください。
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